文化学園長野高等学校1年7組6班


自然災害による被害を減少させるために今できること。

ターゲット 1

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

近年、自然災害が多発し、被害がとても大きいので、減少させるために私たちに何かできることはないかとおもったから。

【テーマを実行するには(方法など)】

私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。

まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。

 

テーマを実行するために、現在予定している活動計画は

1.外部講師によるSDGs講演会

2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける

3.グループ討議(情報収集、整理・分析)

4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)

《活動内容》

私たちがこの地球上に住む限り自然災害とは切っても切り離せない関係にあります。近年では、大規模な災害も多発しており長野県でも台風19号により、甚大な被害に遭いました。私たちに襲い掛かってくる自然災害からいかにして身を守ることができるのか、そのことについて考えました。

まず、台風19号による千曲川氾濫・浸水の被害の実態について調べました。浸水被害は、3862戸、死者2人、心肺停止2人、モモやリンゴなどの特産物の被害額は、2318億5000万円、新幹線が水没し、その被害額は150億円に上ります。さらには、災害ごみも多く出ており、千曲川沿いに流れ着いた漂着ごみをどうするかや、農地に大量の泥と共に流れ着いた車やドラム缶、工具、家財道具の行き場、悪臭問題、このまま河川に放置されたペットボトルを放置すると海洋プラスチック問題につながることなどの、大きな問題を抱えていることが分かりました。

次に、猛威を振るい続けている自然災害からどうやって身を守るかについて調べました。方法は主に3つです。

  1. ハザードマップ等より命に危険が及ぶ恐れがある場所をあらかじめ確認しておくことや、水害の危険を予想認知する工夫と努力を行い、避難の準備を普段からしておくこと
  2. 非常用持ち出し袋の用意をすること

安否確認方法を家族で決定しておくこと(一人暮らしの場合は、近所の人と連絡が取れるように日ごろから、地域の人たちとコミュニケーションを取っておくと良いでしょう。)

《活動を通して学んだこと・感じたこと》

調べてみて、自然災害は尊い人命を奪っていくだけでなく、多くの人の日常を破壊し、さらには環境問題をも引き起こしていく恐ろしいものであると感じました。近頃は、毎年のように天災が忘れないうちにやって来ることも多くなっているので、大切な命や家族を失わないために常日頃から災害に対する意識や、避難準備をしっかりと行い対策を取るべきだと思いました。

《今回の活動から考えられる次の行動》

・親族だけでなく近所の人とも日ごろからコミュニケーションを取っておく事と、地域の避難訓練に参加しておく事。