文化学園長野中学校
【きっかけは「レジ袋有料化」、そしてゴールは「SDGs」!】
今年7月から、レジ袋が有料化されることを受け、プラスチックごみの廃棄問題に着目し、「レジ袋の削減」を宣言の中心にすることが決まりました。 無料で配布され、軽くてなんでも入れられるレジ袋は、人間にとっては非常に便利です。しかし、山や川で投棄されたレジ袋は、やがて海に流れ着き、海洋生物がクラゲと間違えて食べてしまったり、体に絡みついたりして、命を落とすことが大きな問題になってしまいます。
また、レジ袋だけではなく、プラスチックごみ全体の大きな問題として、これらが細かく砕けた時にできる「マイクロプラスチック」が、魚などの体に蓄積することで悪影響を与えたり、その魚を人間が食べたりすることへの危険性も問題視されています。土壌中でも自然に分解されないため、何百年と残り続けます。
そこで、文化学園長野中学生徒会の具体的な活動として、オリジナル「エコバッグ」を作成し、販売することを考え始めました。
まず新品の植物が原料であるコットン(木綿)製のエコバックを作る案が出たのですが、エコバックは本当に「エコ」なのかという疑問が浮上しました。今まで当たり前だと思っていたことを一度疑ってみる批判的視点をもち、さらに皆で話し合いを重ねました。
リサイクルされた紙で作られている「新聞紙」をさらにリユースすることで、ゴミのリデュースを行うこともできる「新聞紙で作ったエコバッグ」を作成することに決定。
これを学校・地域のパートナーシップで実行します!