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【みんなにもできるSDGs】「いじめが生まれる“狭い世界”から抜け出そう」

2023年06月05日

世界を変えるために目指す17の目標ゴール、

・・・実現なんて難しいんじゃないの?

・・・具体的にどうすればいいの?

とお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

でも実はSDGsって、とても簡単なことから取り組めるんです。

 

「えっ、こんなこと?!」

きっと驚くでしょう。

 

私でも、あなたでも、誰にでも「簡単にできる」身近なSDGsの活動を、

1つずつピックアップしてお伝えしていきます。

ぜひ「今日から」SDGsの取り組みを始めてみてください!

 

<<今日のテーマ>>

「いじめが生まれる“狭い世界”から抜け出そう」

いじめ。

それは人間だけに起こる問題ではないようです。

 

2006年、魚類学者やタレントとして活躍するさかなクンが

朝日新聞に寄稿したいじめに対するメッセージが大きく注目を浴びました。

掲載から15年以上が経った今でも多くの人々を勇気づけています。

 

——————

 

(前略)

 

たとえば、メジナは海の中で仲良く群れて泳いでいますが

せまい水槽に一緒に入れたら、

1匹を仲間はずれにして攻撃し始めたのです。

 

けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。

すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。

助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。

いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。

 

広い海の中ならこんなことはないのに、

小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。

同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。

 

(中略)

 

大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、

悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。

外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。

広い空の下、広い海へ出てみましょう。

 

(朝日新聞デジタル【(いじめられている君へ)さかなクン「広い海に出てみよう」】より引用:https://www.asahi.com/articles/ASH8Z517SH8ZUEHF00D.html

 

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家庭、学校、職場、地域。

狭いコミュニティにいると、その世界がこの世のすべてに思えてしまいますよね。

 

でも、あなたからはものすごく強く見える人も

場所や状況が変われば、弱い立場になるかもしれません。

 

あなたが必死になって生きているその場所以上に

もっと、のびのびできる場所があるかもしれません。

 

今、誰も自分を見てくれていないと感じていても、

どこかに気にしてくれている人は必ずいます。

 

一生その場所でしか生きられない訳ではありません。

 

まずは、

・今あなたがいる「世界」はものすごく狭いということを知る

・自分が今まで知らなかった世界に目を向ける

こんなことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

小さな行動も、みんなでやれば大きな変化になります。

ぜひ今日から意識してみてください!

 

■■■今日のゴール■■■

ゴール10:「人や国の不平等をなくそう」

ゴール16:「平和と公正をすべての人に」

ゴール17:「パートナーシップで目標を達成しよう」

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