NAGANO SDGs PROJECT主催

実施報告

ラマ色コラボ協力出前授業

団体名: ラマ色コラボ

開催概要

3月11日(金) 駒ヶ根市立赤穂中学校で出前授業「世界と出会うオンライン交流」

掲載日:2024年04月28日

ラマ色コラボさんによる出前授業が駒ヶ根市立赤穂中学校でオンライン開催され、3つのアクティビティを実施しました。

・SDGs○×クイズ

・地球生活体験学習「セネガルのファールさんのくらし」

・ネパール人のシタさんのお話


地球生活体験学習とは青年海外協力隊の実体験をもとに、地球に住む一人ひとりの豊かな生き方を共に考え、平和に貢献することを目的に制作されているシリーズのワークショップ教材です。「セネガルのファールさんのくらし」のあとには、たくさんの感想が聞かれました。


・日本にとって当たり前のことが他の国では当たり前じゃないことや日本にはないことを知ることができて嬉しかった

・セネガルでは、誰が誰にとっても家族であるようなところがいいなと思った

・助けたり助けてくれたりは難しいことだけどそれが当たり前で素敵な国だと思った


後半のシタさんの話もとても心に響いている様子でした。シタさんは、とってもチャーミングで優しく明るく、日本語も堪能。元青年海外協力隊員の方と結婚して一児のママです。14歳のときに脊髄損傷で車いす生活になってしまいましたが、スイミングもパラグライダーもハイキングもなんでもチャレンジしている元気いっぱいの女性です。

生徒からの質問「日本とネパールの違いは?」にシタさんは・・・


・日本はバリアフリーの環境がすばらしい。けれど、聞きたいことがあるときや助けてほしいときに見回しても、アイコンタクトをしてくれる人が少ない

・ネパールは道もぼこぼこで、トイレも段差があったりして入れないことも多くて大変。でも周りの人がすぐに声をかけてくれて助けてくれる。


シタさんは終始、いかに日本の皆さんも素敵かということを話してくれました。日本にも優しい人がとても多く、もしサポートを求めたら助けてくれる人はきっと山ほどいます。でも「周りの人がすぐに声をかけてくれて助けてくれる 」というネパールにもっと追いつけると良いなあと思ったと。


これを聞いて、生徒の皆さんは・・・

・困っている人がいても恥ずかしがらずに助けになろうと思う

・困っている人のすべてを助けられなくても少しは力になれると思うから、やれることがあったら率先してやっていきたい

・シタさんが、すごくポジティブで本当に尊敬します!すごく楽しそうだし、かっこいいと思いました。

・それぞれの国で、それぞれの生活スタイルがあって貧しい暮らしをしていても、幸せそうに生活していることがわかりました。もっと他の国の生活も知りたいなと思いました

・相手のことをよく考えて、違いを認めあって一人でも笑顔になれるように行動したい。

・世界には色んな人がいて、その色んな人の特徴などをひとりひとりが把握することが大切なのだと感じました。是非駒ヶ根にも来てみてくださいね