11/11開催 出前授業

実施報告

①SDGsってなあに? ②SDGsとエシカル消費

団体名: 生活協同組合 コープながの

コープ商品をはじめ、コープで取り組んでいる持続可能な社会の実践(目指していること)について紹介します。 「作る責任・使う責任」について、わかりやすく説明します。

開催概要

一緒に学ぼう!SDGs・エシカル消費 ~4つのプロジェクトから考える~

掲載日:2020年11月11日

一緒に学ぼう!SDGs・エシカル消費~4つのプロジェクトから考える~

「生活協同組合コープながの」による出前授業


NAGANO SDGs PROJECT初の「企業による出前授業」が、学校を挙げたSDGsの取り組みが注目されている学校法人岡学園トータルデザインアカデミーで開催されました。今回授業をしてくれたのは、「生活協同組合コープながの」さん。


生活協同組合とは、消費者自身が出資して運営されている団体で、生協とも言われています。全国で3000万人の組合員がいる消費者組織です。コープながのは組合員32万人で、長野県内?全世帯の3分の1が組合員となる計算だそうです。主に宅配事業をおこなっているので、かわいい男の子のキャラクターが描かれたトラックが町中を走っています。トラックを見たことがある!という生徒は3分の1ほどいました。


今回の授業テーマ「SDGs」を達成するために、私たちができることの1つとして、「エシカル消費を意識した日常行動が、世界の様々な問題の解決につながる」と説明がありました。(エシカルとは「Ethical:倫理的な」という意味)

「エシカル消費」とはお買い物の際に「便利」「安い」といった自分の視点だけでなく、「環境」や「商品になるまでの背景」に興味を持って商品を選ぶことで、「環境」や「背景」に興味を持って選び、その行動1つ1つが世界を変えることにつながるという消費行動です。


<「長野県版エシカル消費」のための4つの視点>

1) 地域・・・

①地元の商品を購入する

②被災地などの商品を購入する

③伝統工芸品を購入する


2) 環境・・・

①必要なものを必要な分だけ購入する

②環境に配慮した商品を選ぶ

③森林資源・水産資源の保全に配慮した商品を選ぶ


3) 人・社会(社会貢献につながる)・・・

①フェアトレード製品を選ぶ

②福祉作業所などの製品を購入する

③寄付付き商品を選ぶ


4) 健康(豊かな生活を送るための基本!)・・・

① 塩分控えめ、野菜多めの食事を心がける

② 公共交通機関を利用し、少し歩いてお買い物を心がける

③健康診断・人間ドックを受ける


コープでは、これらの視点に基づきながら、4つのプロジェクトを推進しています。その中の2つのプロジェクトのPR映像を視聴しました。


●お米育ち豚プロジェクト

高齢化、後継者不足で休耕田が増え、50年で半減してしまった日本の田んぼ。荒廃を防ぐために休耕田で「豚の飼料」用の米を生産し、その米で育てた豚を販売することで、日本のお米づくりを支えます。


●ハッピーミルクプロジェクト

コープマークの牛乳の売り上げの一部をユニセフに寄付し、干ばつや紛争で栄養状態の悪いアフリカの子どもの栄養改善プログラムに協力しています。


●佐渡トキ応援お米プロジェクト

新潟佐渡産の減農薬栽培のコシヒカリの売り上げの一部を佐渡市トキ環境整備基金に寄付。生き物と共生する環境づくりを応援します。


●美(ちゅ)ら島応援 もずくプロジェクト

沖縄最北の「伊平屋島」にウミガメが産卵できる自然を残そうと、島で採れるもずくの売り上げの一部を寄付し、島に漂着したごみの運搬・処理など自然環境保護活動に活用します。


その他、コープのエシカル 「エシカル」それは誰かの笑顔につながるお買い物

商品カタログを2~3人に1冊配布して、その他のエシカル商品を学生たちに見てもらいました。

箱売りのため商品自体の余分なラベルを排除したシンプルな「ラベルのない水」や、開け口を大きく表示した「ユニバーサルデザインの牛乳パック」、ごみの少ない「芯のないトイレットペーパー」、RSPO認定のパーム油など、組合員と一緒にエシカル消費につながる商品づくりを進めているそうです。


学生たちは、水や牛乳、お米、もずく、トイレットペーパーなど、小さな商品ひとつにも「選ぶべき理由」があることに驚きながら、積極的に質問をするなどして、「誰かの笑顔につながる思いやりの消費=エシカル消費」への理解を深めていました。


お話してくださったコープながのさんは最後に、無理のない範囲で“楽しみながら”続けることがポイント。コープだけでなく、他にもさまざまな展開をしている商品やサービスがたくさんあるので、一歩を変える行動のヒントになればうれしい、と結びました。そして、デザインを志す学生たちに向け、「関わる人の笑顔を想像して取り組んでほしい」とエールを送りました。