長野工業高等学校 3年 物質化学科


環境保護啓発 (化学に関する体験内容で「小学生おもしろ化学教室」を企画・開催し、化学・実験のおもしろさや環境問題・SDGsに深い関心を持ってもらう)

そのテーマ(目標や課題)を選んだ理由

本校本学科では化学を主に学習を進めている。そんな化学の分野だけでなく、どの工業分野でも環境問題は切っても切り離せない必須配慮項目であり、環境問題や最近よく見聞きするSDGsへの取り組みと学習している化学とを結びつけたいと考えた。また、小学生の理科離れ阻止や本校本学科のPR活動、地域貢献にもなると考え選んだ。

テーマを実行するには(方法など)

自ら研究テーマを設定し主体的・積極的に取り組む「課題研究」という授業を使い、「みんなのSDGs宣言」で設定したテーマである環境保護啓発を小学生に行うため、1年間かけてテーマに取り組む。化学では材料化学、とりわけ身近な物のリサイクル等を切り口とすることで、環境問題やSDGsを考える。また、自身の理解を深めるために会社見学なども計画している。さらに、そこで考え学んだことを小学生にわかりやすく伝えることでSDGsへの取り組みとなり、結果自分達の学習にもなると考える。高校生9名が環境問題やSDGsに関係する実験を考え、このような小学生おもしろ化学教室を企画・実施し、準備を進め当日を迎え、化学の側面から小学生に環境問題やSDGsに深い関心を持ってもらえるイベントを行う予定である。

活動内容

昨年度に引き続き、自ら研究テーマを設定し積極的に取り組む「課題研究」という授業を使い、これまで取り組んだ。今年度は9人の高校生がSDGsや環境問題をテーマにした実験を1人1テーマ考え研究し、中間報告会にて発表、「みんなのSDGs宣言」で設定したテーマである環境保護啓発を小学生に行うため、小学生おもしろ化学教室の実験内容を3つに絞り込むことをした。10月29日(土)には長野市内の小学生8名をまねき実施した。「卵の殻からチョークを作ろう!」「廃油から石けんを作ろう!」「おむつの吸収性ポリマーで芳香剤を作ろう!」といった化学実験を通し、小学生に化学のおもしろを伝えるとともに環境問題やSDGsに深い関心を持ってもらえるイベントを行った。

 

 

 

 

活動を通して学んだこと・感じたこと

「小学生おもしろ化学教室」を開催するにあたり、生徒が主体的に実験を重ね準備を進めることができた。準備を進めるにあたり、生徒は企画力や運営力の大切さ、そして実施日まで長期間であったため、計画的に準備を進めることの大切さを知った。また、リハーサルは行ってきたが、当日は理解していた部分が実は理解していなかったなど、準備の質の大切さも身に染みた。小学生おもしろ化学教室では高校生が思っている以上に環境問題やSDGsのことに小学生が興味関心を持ってくれたと感じた。小学生にわかりやすく教えるためには、かなりの理解度や準備、言葉選びなど工夫が必要なことも知った。インプットしたことをわかりやすくアウトプットする大変さも知った。高校生は教えることで、学べることがあったと考える。

今回の活動から考えられる次の行動

小学生に環境問題やSDGsの事を伝えることで、高校生自身の勉強にもなった。これで終わりにするのではなく、引き続きSDGsを意識し、未来の地球環境のために、今できることをやっていく。また、今回のおもしろ化学教室の企画運営で大切な部分が何だったのかを考え、残りの高校生活や卒業後の生活を送っていく。