高大生発SDGs実現のためのアクション「ユースリーチ」


マイノリティの方も含む誰もが住みやすいまちを実現!!

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

新しい体験をしたり、新しい知識が身についたときに楽しいと感じます。ヒューマンライブラリーではマイノリティの方達から私たちの知らない知識や世界を学ぶことができます。私たちはこの活動を通して新しい知識を学びつつ、周りの方にもその世界を知ってもらい全員が住みやすい街、世界を作りたいと考えてこの活動を行い始めました。

【テーマを実行するには(方法など)】

私たちは「ヒューマンライブラリー」というイベントを開催して、このテーマを実行します。

イベントは上田(11/17)、長野(11/30)で計2回開催します。上田ではヒューマンライブラリー元々のコンセプト通りテーマが「人権・福祉」で、長野はこれからの先を見据えてテーマを「変化・自由」となっています。

今イベントでは、本役(語り手)の人生を、一人一回30分ずつ、ページをめくるように本役の情報や、体験、価値観を生の声として聴くことができます。このイベントを通して、今まで自分たちの知らなかった世界を体験しながら本役との「相互理解」を行うことで本役も聞き役も住みやすい世の中になると思います。

《活動内容》

ヒューマンライブラリーを実施

11/17(Sun),11/30(Sat)の二日間で上田と長野でイベントを開催。二日間の合計参加者は約50人。

ヒューマンライブラリー登壇者一覧

11/17上田会場(まちなかキャンパス)

①風朔ぴこ さん
『自閉症トランスジェンダーの世界~自分と向き合うこと~』
②有本秀子 さん
『発達にでこぼこがある子どもとの暮らし』
③黒澤ナパーパン さん
『タイからみた日本
~異国の地「長野」でキッチン化―という夢をかなえて~』

11/30長野会場(権堂・ビアホールTOPI)

①小林達矢 さん
『リアルな私』
②大矢康子 さん
『ちょっとしたお話 人と人つなぐ大切な話』
③細川順子 さん
『後世に伝える 心の遺産づくり』
⑤波多腰遙 さん
『許容される社会 と 受容し合う空間作り』
⑥川崎昭二 さん
『コレが俺のロックだ!~車いすでヤンチャしてました。~』

 

写真は上田会場(1枚目)、長野会場(2枚目)

ヒューマンライブラリーとは?本(語る人)に興味を持った読者は、選んだ本を囲んで、一人1回30分ずつ、ページをめくるように本のページを彼らの情報や体験、価値観を生の声として聴き、相互理解を深める活動です。

《活動を通して学んだこと・感じたこと》

今回の企画は、学生中心で企画運営したため、最初は本役の方とのつながりが無く本役探しに非常に苦戦した。その中、まちなかキャンパスや、長野市市民協働サポートセンターなどで本役にふさわしい人を紹介してもらい、企画を実現させることができた。企画運営を通して、この企画は人との繋がりがあってこそ成り立つイベントであると感じた。また、我々の生活において人との繋がりが何よりも大事である事も学んだ。

多種多様な人との関わりをつくるには、「様々な分野の垣根を越え、相互の価値観を理解する必要がある。」

この考え方は、SDGs実現にもつながる普遍的な考え方ではないかと思う。

まさしく、その相互理解の場が「ヒューマンライブラリー」という企画ではないか。

《今回の活動から考えられる次の行動》

今回のイベントでは、運営が聞きたい人を選出したため、関心のない層を巻き込んだ取り組みにならなかった。

来年度からはより多くの方々に聞いてもらえるよう、参加者ニーズを把握し、活動の認知をあげていきたい。