長野県下高井農林高等学校1年B組


ペーパーレスで広がる和

【テーマ(⽬標や課題)を選んだ理由】

学級目標の設定時、互いの良さを認め合い、人や自然を大切にしたいと考えたのがきっかけであった。学校では、多くの紙が使用されていて、日本の紙の消費量を多くしているのは、学校ではないかと感じた。そのため、自分たちができるペーパーレスを実行してみたいと考えた。

【テーマを実⾏するには(⽅法など)】

・私たちは、校内に持ち込むデバイスをいくつか持っているので紙の代わりに使用し、可能な限りペーパーレスに取り組む。

・HRの活動を中心に先生にも協力してもらいクラウド型のグループウェアサービスを使用し、意見交換の場を作り、それぞれのデバイスで自分の考えや学習成果をまとめる。

・個人の意見を反映させやすく、クラス内で互いの良さを認め合える機会を設定するため、クラウド型のグループウェアサービスを活用し、普段発言しにくい生徒であっても意見しやすい環境をつくる。

活動報告

活動内容

スマートフォンやタブレット端末を使い、クラウド型のグループウェアサービス上でデータの受け渡しや意見交換などを行なった。学級目標の検討や文化祭でのクラス展での内容を検討する際等、意見交換の場として活用した。また、テスト前には学習内容を共有し、学習の効率化を図った。



活動を通して学んだこと・感じたこと

私たち高校生にもできる学校生活におけるペーパーレスを意識して活動した結果、配布物や掲示物など、そのほとんどが電子データ化でき、削減できる紙が多いことに気付くことができた。先生方に今まで以上に協力していただくことで、資源の無駄がなくなると実感した。また、議論する際に、対面に比べて意見収集を効率的に行えることを学ぶとともに、この活動を通じてネットモラルについても自然と身につけることができた。


今回の活動から考えられる次の行動

今回の活動によって得られた「高校での諸活動にけるデータ化の促進により、紙の使用量を大幅に削減できる」といったことを校内に広め、生徒会活動や他のクラスでも実践してもらう。こうすることで、学校全体のSDGsに関する意識の高揚と、生徒個々の和を広めていきたい。