文化学園長野高等学校1年1組4班


ジェンダー平等を達成し、すべての女性、女児の能力強化を行う

ターゲット2

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

人身売買や性的、その他の種類の搾取など、女性、女児に対する公共・私的空間における暴力があることを知ったから。

【テーマを実行するには(方法など)】

私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。

まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。

 

テーマを実行するために、現在予定している活動計画は

1.外部講師によるSDGs講演会

2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける

3.グループ討議(情報収集、整理・分析)

4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)

《活動内容》

ジェンダー問題について調べた…私達女性自身に関するジェンダー問題を見つけた。

今の時代でも女性や女児に対する人身売買があることを調べていく中で知った。

 

▼人身取引の検挙状況

『人身取引』とは…搾取を目的に暴力や脅しなどの手段をつかって人権を侵害する行為。

『検挙』とは…警察が、取り調べのために犯罪者を捕まえること。

 

日本における検挙状況

 H28H29H30
検挙件数44件46件36件
検挙人員46人30人40人
被害者46人42人25人

 

▼日本における人身取引について

・人身のターゲットになるのは「子供や若い女性」だけにはとどまらず、最近では海外出身の日本滞在者もターゲットになっている。

理由として、日本に慣れていないため騙されてしまっていることもある。

・臓器の売買目的などで男女関係なく人身のターゲットになることもある。

(誰にでも危険が及んでいることを理解する。)

・売春、風俗、児童ポルノ、AV出演などの、性的搾取が目的なものもある。

児童ポルノは、取り締まりが厳しくなり、検挙数は減少したが、風俗やAV出演への強要は増加した。

この背景には、JKビジネスなどがあるのではないか。

《活動を通して学んだこと・感じたこと》

・ジェンダー問題に関する問題は今でもあることを知った。

とくに、男性より女性や女児などへの被害が大きいことを知った。

・人身取引は、性的なもの、働かされるもの、臓器の販売の3つが主な被害としてあった。

《今回の活動から考えられる次の行動》

・女性におけるジェンダー問題の解決策を考える。