SDGs企業取組事例

循環型のレストラン被災地にリニューアルオープン

株式会社 ミールケア

育園や幼稚園を中心に、日本全国500超の施設で給食を提供している株式会社ミールケア。長野市穂保にある本社は、2019年の台風で3㍍も水没し、工場やレストランも壊滅的な浸水被害に遭いました。泥の撤去作業に始まり、施設の再開には長い年月がかかりましたが、2022年12月、ついに同地にレストランをリニューアルオープンし、完全復興しました。このレストランではフードロスを極力なくすため、AIを搭載したゴミ箱を厨房に設置。ビュッフェでは把握しづらかった、テーブルに持ち込まれたあとの食べ残しの量を品目ごとに「見える化」することで、メニューや調理方法の改善に生かします。さらに、残菜はコンポスト化※。自社農園で育てる野菜の肥料にするなど、施設内で循環する仕組みづくりを目指します。近い将来、自社農園で野菜類全体の50%をまかなうことを目標にしています。

地元の農家から規格外の野菜を仕入れ、積極的にメニューに取り入れている

残飯は「宝箱」と銘打ったボックスで堆肥にして自社農園で使用。無駄をできるだけなくす

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